「友達をたたいてしまったと、学校から連絡が来ました」
時々こんな相談が教室に舞い込みます。
たたく、物を投げる、暴言を言う・・・
子どもの不適切な言動に、大人が振り回されます。
「大きくなれば自然におさまるよ」
「親の愛情不足」
「ちゃんと言葉で言えるようになれば大丈夫」
「子どもなりに理由があるのだから、聞いてあげよう」・・・
世間には、実に様々な意見が出回っています。
果たして、どれが正しいのでしょうか。
私たちは
「絶対にしてはいけないこと」があると
子どもたちに理解させたいと考えます。
どんな理由があろうとも、
手を出すことはやめさせなければならないことですし
自然におさまるのを待って、エスカレートしていくのを
手をこまねいて見ている訳にもいきません。
多様化の時代と言われますが
ゆるがしてはならないものがあると思うのです。
やみくもに叱り飛ばせばいいということでは決してありません。
それでも、
叱ることで「これはしてはいけなかったんだ」と
子どもに悟らせることは大切です。
小さい芽の段階で、繰り返し正しいことを示すこと。
これが大人の役割だと思うのです。
大人が覚悟をもって子どもに向かい合った時
ちゃんと子どもには伝わるものです。
だからこそ、
私たちはいつも真剣勝負で子どもたちと向き合っています。

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